装丁のご紹介
本作は、パチカカバー・トレペカバー・本体表紙を重ねた、4層構造の装丁となっています。
層ごとに異なる時間と記憶を重ね、一冊全体で物語を形づくる構成を目指しました。画像と合わせて一つずつお伝えしていきます。
第1層|手に取った方の記憶への問いかけ
最初の層には、この本を手に取ってくださった方それぞれの記憶が重なる余白を込めました。
第2層|あの時代へのオマージュ
鬼太郎の父、水木、長田時弥の印象的な場面をもとに構成しています。
「世界一の電波塔から、東京は、日本は豊かで幸せな国になるんだ」
そんな時代の電波塔、未来への希望と願いをイメージした層です。
第3層|移りゆく時間
背景には、展望台外装が白色だった頃の電波塔をデフォルメして描いています。
長田時弥の服装も変化させ、二人とは異なる時間の流れを表現しました。
第4層|変わっていくもの、繋がっていくもの
背景の展望台は赤色の姿へ。航空法改正後の電波塔をイメージしています。
また、カバーを重ねた際に本のタイトルがうっすら透けて見えるよう調整し、
時代の変化の中でも受け継がれていくものを表現しました。
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